hanky☆pankyへようこそ

官能サークル【hanky☆panky】では 男女の垣根を越えた官能小説を作り上げたいと日々模索しております。
恋と愛。
劣情、慕情、恋情。そんな感情を表し、興奮して泣ける小説を作りたい。そんな思いの作家様が集まっています。
定期的に魅力的な作家様とのアンソロジーを作成し、頒布する予定です。
素敵な看板絵は池田和宏先生(@toweling3)より。
今後Kindleでも電子書籍販売を考えております。

官能アンソロジー「N・T・R」

お待たせいたしました!待望のhanky☆panky官能アンソロジー第2作! NTR、寝盗り、寝盗られをテーマにしたアンソロ。作家様の個性が光ります。
人はどうして、NTRが好きなのか、NTRを愛してやまないのか。その答えはこの本に詰まっている――。

「待ち焦がれルナ、寝盗れよ恋を」
作:ナンパ犬太郎様(@NampaKentaro

交際人数ゼロ・経験人数∞の性豪女子大生ルナは、交際人数・経験人数ともにゼロの文系男子、孝太郎の猛アプローチに押し負けて恋人同士となったものの、相変わらず内緒で男遊びに明け暮れていた。そんな折、酔った弾みでルナが男遊びの詳細を克明に明かしたところ、孝太郎は別人へと〝豹変〟した!

普段とは打って変わった孝太郎の〝豹変〟セックスに味を占めたルナは、それが『寝取られ』性癖によるものだと知ると、かえって男遊びに邁進するようになった。だが、〝豹変〟に興味津々の悪友カエデが孝太郎の誘惑を高らかに宣言すると、ルナの胸元に性豪らしからぬ甘酸っぱい針の痛みが走る───

「旅先恋人交換」
作:夜空知世様(@yozoratomoyo

誠は市役所で働いている。ネイリストをしている恋人の彩芽がいるが、倦怠期に入っていて関係はマンネリ化している。それを打破する為に旅行に出かける。

特急しらかぜに乗ると、たまたま向かい合った座席に座ったカップルの医師の勝と看護師の美穂も同じホテルに泊まり、倦怠期であることが判明する。勝先生からの提案で、明日の朝まで恋人を交換をして、新鮮な気持ちを取り戻し倦怠感を脱しないかと提案される。

渋る誠だったがその提案に乗ることになった。そして恋人を交換することになったのだが……。

「新妻の受託」
作:皐月うしこ様(@ushiko_novel

新婚一年半の由紀には、湊斗という義弟がいる。夫の陽太は由紀が嫉妬するほど弟と仲がよく、なぜか家には三人分の食器や衣類、寝具が揃う始末。そんな中、突然決まった夫の長期出張。由紀は自分の子宮に精子を注いでいいのは夫だけだと思っていた。世間一般がそうであるように、何の疑いもなく、あの夜まではそう思っていた。

落花返咲(らっかへんしょう)
作:初瀬川みそら様(@Hs_Misora

間もなく三十を迎えようとする人妻、須藤優里。

節目を前にしてなお、小柄であどけない顔つきに豊満な乳房をたたえる彼女はかつて趣味のコスプレを通じて出逢ったカメラマン、宮野宗太と享楽的な日々を過ごした過去を持っていた。

破瓜からの様々な悦楽にふけった、コスプレイヤーとしての日々の中、雑誌の一角を飾るほどの人気を得つつも、優里は就職を期に宗太とコスプレという趣味に別れを告げ、早々に社内恋愛の末、結婚した。

しかし優里の夫は新婚すぐに単身赴任してしまい、彼女は未だ若き身体を持て余す日々に悩まされる。

そんな中、優里はSNSで、ふとしたメッセージをきっかけに宗太との逢瀬の約束をしてしまう。

優里は今夜限りの関係と言い聞かせつつ、宗太の用意した衣装を身に纏う。

かつてのように撮影とは名ばかりのオフパコへと誘う宗太は、自分が躾けた他人の人妻、優里への強烈な支配欲をかき立てられていた。

自分が教え込んだ肉棒の味を染みこませるようなセックスで、宗太は再び彼女の身体をむさぼり、堕とし込んでいく。

子供の領分
作:笛地静恵様(@Ymcx6rhzvjEZgwq

僕は、戦場で縮小病の細菌に罹患する。敵国の生物兵器だった。何とか故郷に生還できたが、背丈にしても、もとの六尺の半分の三尺分しか残っていない。妻は戦時中に、若い男に寝盗られていた。巨大な男女に子供のように扱われる僕。そこに、美しい少女が現れて。

(作者より一言)

「最後の作品になるかもしれないな」と思いながら書きました。『子供の領分』は、笛地静恵の世界の集大成のつもりです。同工異曲を排除していません。むしろ歓迎しました。「寝盗られ」というテーマでは、正面から書いたことが、なかったかもしれません。

「浮気」の「気」という、多分に精神的な側面の多い言葉と比較すると、「寝盗られ」には「寝る」という肉体的なニュアンスの強い単語が、入っています。精力の強弱による序列は、所得や教育よりも、より本質的な格差を、意味するのかもしれません。お楽しみください。

僕の最高の妻
作:明星(@loveofmylifehim

一つだけ、どうしても叶えたいことがある。

僕の愛しい妻、絵里子が犯されているところを見たいのだ。

戦略的セックスレスからの、妻の不貞。それから僕は、とうとう妻の浮気現場を見ることに成功した。今僕は、クローゼットの中で隠れてそれを見物しているのだった。

その相手は、まさかの……?

歪んだ夫のNTR願望を叶えるお話。

キャットウォーク・チーティング
作:まっしぐら(@takoashika

いつもお話を聞いてあげるこの子、本当に可愛いんだよなあ。

でも可愛いあの子には彼氏がいて……ねえ、僕の愛おしい飼い猫のラン、聞いてくれよ。

どうしたらあの子を僕のものにできるんだろう。えっ、あの子の名前も蘭っていうのかい?

なんて偶然なんだろう。気分屋の彼女はまさに、猫のようで掴みどころがないんだ。

タカシ君の寝盗り大作戦発動!

禍福は糾える縄の如し
作:ウラジーミル様(@vladimir084319

銀行員の夫を持つ張間美香子はある日学生時代の元彼五条健太と再会する。

再会を懐かしみ、自宅でお茶に誘った利香子はそこでひょんなことから彼のスマホの待ち受けに使われていた過去のツーショット写真を見てしまう。

スマホを盗み見てしまったことを咎められた利香子はそのままキスを迫られて、執拗な愛撫に股を濡らしてしまう。

なんとかその場をしのいだ利香子だったが、数日後にまた健太に呼び出されて強引に襲われてしまう。

かつて密かに愉しんでいたSMプレイを再現され、忘れていた悦びに身悶えする利香子。鏡に映る恍惚の表情を浮かべる己の姿に利香子はそれ以上考えることをやめた。

官能アンソロジー「十二月恋奇譚」

  十二人の作家様による一月~十二月まで、一作ずつのお話を一つにまとめたものです。
   一月 shiro様(@hrmk55_si
   二月 泉絵師遙夏様(@Youka_Izumieshi)
   三月 まっしぐら様(@takoashika)
   四月 雲之シタ様(@Kumo_No_Under)
   五月 皐月うしこ様(@ushiko_novel)
   六月 Tempp様(@tempp_p)
   七月 高宮零司様(@thrud_iyasakae)
   八月 桐ケ原市弥様(@lhainamoration)
   九月 月餅様(@J84UOwYdUN7Fyy9
   十月 ひらがないさな様(@hiraganaisana)
   十一月 主催明星(@loveofmylifehim)
   十二月 ウラジーミル様(@shrimp0843)

   表紙 謳歌様(@KurehaOuka

作品あらすじ

一月 shiro様 作品名:この心臓だけを抉りだしてほしいよ

同時期に精神疾患を言い渡され、相模と岡田は逃避行を決意した。ラグジュアリースイートの半露天風呂で、感情のないままからだを繋げていく。「心臓ってさ、潰れるとどうなるんだろう」同性が好きだったわけじゃないけれど、忘れられないひとがいる相模。きっと恋愛ではないけれど、岡田は相模にとってそばにいてほしいひと。肺が痛いほどの寒さのなか、ふたりは過去とさよならできるのだろうか。

二月 泉絵師遙香様 作品名:埋み火

※この作品は制作者の意図によりあらすじが公開されません。本の頒布までおまちくださいませ。

三月 まっしぐら 作品名:ピンクとイエロー、夕日のバースデイロープ

辰樹と弥生、中々会えない二人。
思い立った、伊豆旅行のデート中。もじもじとする弥生のコートの中は、赤い縄がチラついていた。
縛られ、触られ、がんじがらめの愛に弥生は応える。そんな彼女のあの場所には、振動するものが入っている。彼女が震えるのも悶えるのも、辰樹の思うまま。
二人は辰樹の誕生日、身体で心で、愛を確かめ合う。
愛おしい彼女にする、最大の愛情表現は、ピンク色で、ほんのりイエロー、バックは夕日のオレンジ色。
甘々デートなのに、ちょっぴりSMなラブラブカップルのお話。

四月 雲之シタ様 作品名:新しい春、知る

四月、学生にとっては新学期の季節。新たな出会いと環境、それと学びを得る季節。主人公の木下あかりは、この春から花の音大生……というよりは、冷めた音大生として身を置いた。そんな新一年生木下あかりは、わけあって男嫌いだった。だが、男の指を見るときは性器を握る様を想像していた。寝る前は、無理矢理犯される妄想をしていた。それなのに、購買で出会った不気味な男のせいで、木下あかりの心は乱され始めていった。

五月 皐月うしこ様 作品名:コンバラリア

愛峰鈴珠、築島圭斗、間戸部利津の三人は、いつも一緒だった。二十五歳最後の五月五日。世間がゴールデンウィークだというその日、今まで、二人の間で無邪気に笑っていられた自分が憎いと思えるほど、鈴珠は緊張していた。ロウソクに火を灯すとき、一年ぶりに再会した三人の離れていた時間が動き出す。

六月 Tempp様 作品名:雨と夏

とうとう雨が降り出した。梅雨が来てしまった。俺は右腕を欠損している。生まれつきだ。だから梅雨は嫌いだ。傘を持ってしまったら、もう何もできないから。
けれども俺はいきつけの喫茶店で夏と名乗る女と出会う。喫茶店の窓ガラスの外を滔滔と流れ落ちる気怠い雨のように、夏は俺の生活にするりと入り込んできた。

七月 高宮零司様 作品名:姪に監禁された美術教師の話

聖鹿女子学園高等部の非常勤講師として働く二ノ宮紀一朗は、夏期休暇に入った翌日に見知らぬ天井の下、ベッドの上で拘束された状態で目を覚ます。彼をベッドに拘束したのは姪で教え子である怜里。彼女は紀一朗を慕うあまり、彼を自分の物にするために「行動」を始めたのだ。
その行動とは自分の身体を使って紀一朗を籠絡すること。
真面目で奥手な性格の紀一朗は必死に抵抗するが、次第に彼女の若い身体に溺れはじめる……叔父と姪の爛れた夏はまだ始まったばかり。

八月 桐ケ原市弥様 作品名:月の子午線

子供から大人へと移り変わる境界線上の、血の繋がった男の子と女の子。旧盆の祖父の家、同じ布団の中で、互いが自分のよく知った相手とはもう異質な存在になってしまったことを思い知ったふたりは、いま一度相手がなんであったのかを児戯の延長で確認しようとする。
ふたりの間に確かにあったはずの「完全な世界」、非可逆な成長とともに失われていかんとするそれは、幼い性によりいっときの幻想としてふたたび輝き、半月の光とともに山陰へと消えていくのであった。ノスタルジックでどこか哀しい、思春期の瞬間が見せた刹那のファンタジー。

九月 九宝龍門様 作品名:線香花火

お盆休みの花火大会、真理亜は友達と楽しんでいた。しかし友人は彼氏とばったり出会い、そのまま消えてしまう。そんな日にナンパされた奏太は、なんとなく気が合って夏のひとときを経験する。たくさん奏太との思い出を作った夏……
それから十年後。皆が結婚していく中、真理亜だけがあの夏にとらわれている。この気持ちは一体何?勇気を出して、まだ消せなかった電話番号にかけてみる。何回か呼び出し音が鳴る。奏太は出ない、と思ったが……
青年の過去から大人になった現代までをゆっくりと彩る線香花火。それは、二人の思い出のように……

十月 ひらがないさな様 作品名:体の声を聞きながら

夫の涼也とセックスレス寸前の状態になっていることに思い悩む深雪。夫より年上だということもあり、彼女の中で涼也から女性として見られなくなるかもという焦りと不安が募っていく。しかし彼女はセックスに嫌悪感を抱いており、一度も快感を感じられずにいた。友人の有華から、涼也を愛しているのなら快感を感じられるように体の感覚を育てるべきだと指摘された深雪。自分で自分の体に触れていくうちに、何も感じられないと思っていた心と体に徐々に変化が起こっていく。

十一月 明星 作品名:さよならのエチュード

派遣社員の山岸美紅は、産休で足りない社員の代わりに営業に奔走していた。職場の指導係である松坂と大阪出張の際に関係を持ってしまう。松坂は、既婚者だった。それを知っているのに、知っているから惹かれる美紅。
もう、今日で派遣は切られてしまう。松坂の左手に光る指輪、いつもストッキングを破く幼い心。それさえも、大好きだったのに。
「最後は、ここで抱いてください」
始まるオフィスでの秘め事、聞こえてくるのはさよならのエチュード。

十二月 ウラジーミル様 作品名:一夜の過ち

三十歳半ばの専業主婦の中島樹里は、夫の薫が仕事に夢中で家になかなか居つかないことに起因するセックスレスに悩んでいた。
そんな矢先、クリスマスを目前に控えた結婚記念日、今日ぐらいは早く帰ると約束した夫は結局仕事で戻らなかった。
と、そのとき、記念日の贈り物を携えた義父の篤が突然自宅を訪れる。
そんな義父もまた早くに妻を亡くし、退職後は孤独感と寂しさから人の温もりに飢えていた。
やがて、二人は何かに突き動かされるように、一夜限りの過ちをおかしてしまう。
それが、決して止まらない転落への道筋になっていることも知らずに――。

hanky☆panky サークルメンバー

ハンキーパンキーでは、毎年1回秋の文学フリマ東京でアンソロジー本を出しています。
 2022 アンソロジー「十二月恋奇譚」
 2023 アンソロジー「N・T・R」

明星

小説家。R18 官能を主に執筆する小説書き。
BL、歴史物も得意。コンセプトは切なくてハッピーエンド

宵の明星
Amazon

謳歌

絵描き。サークルが発行する本の表紙イラストやアイコン等のデザインをしています。


skeb

まっしぐら

雑用係。主にサークルページの作成や整備をしています。やらかして一回サークルページ全部無くしました。
たまに小説も書きます。

貸し本棚

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